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阪神問題に思う4:敵対的買収(「純投資」目的で「経営権」を取っていいのか)

2005年11月14日

敵対的買収とは、買収対象企業の経営陣の賛同を得ずに経営権を取得しようとする買収のことである。今回の村上ファンド阪神電鉄の買収はどうか。明らかに敵対的買収である。村上ファンドの社会的意義は常々言っているように、よい意味で非常に大きい。世の経営陣に株主の意味を問いかけ緊張感をもたらした。

しかし、今回の阪神電鉄の買収問題はどうであろうか。5%ルールの特例を利用し、「純投資」目的で株式を取得し、経営陣の気がつかないうちにいきなり「経営権」を握れる大株主になってしまった。敵対的買収とは決して公開買付を伴う必要はなく、市場で株を買っても同様である。「純投資」と称して「経営権」を取るとするような買収はフェアなのか。確かに違法ではない。しかし、違法でなければ許されるのか。今後、村上ファンドが阪神電鉄の経営権を支配しようとするなら大きな問題であり大いに議論する必要がある。

村上世彰氏が阪神電鉄の経営権を支配しようとしないこと、その「倫理感」に期待したい。



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