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TBS問題に思う |
2005年10月18日 |
三木谷さんがTBS株の20%近く保有していると報じられている。今回の楽天のTBS株式取得は、拙速の感は否めない。仮にTBSにとってよい提案だとしても乗っ取り的に受け止められても仕方がない。
今後の展開は、楽天が世論を見方につけられるか、TBSが統合案を拒否しても楽天が一気に株式取得に動くかどうかである。TBS経営陣の意向に反して買収に動く場合、定義上敵対的買収となるが、その善悪については、本来その買収提案の内容によって決せられるべきものである。
今後、仮にTBSが三木谷さんの統合提案を拒否したときに、三木谷さんがどう出るかによって展開がまったく違ってくる。言うまでもなく、現段階では横浜ベースターズや楽天球団について議論するのはまったく意味がない。

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阪神問題に思う−3:阪神ファンの力 |
2005年10月08日 |
村上ファンドはすでにおよそ4割の株式を所有し、今株主総会を開けば過半数の議決権を取得する可能性が高い。勿論、第三者割当増資等で村上ファンドの持分比率を薄められる可能性がないことはない。しかし、もしそれが認めらなければ村上ファンドが経営権を取得することになる。通常の会社の買収であればこれで勝負ありとなる可能性が高い。
しかし、阪神は違う。株主でも債権者でもない阪神ファンは社会的に大きな発言力をもつ団体である。この団体が、村上ファンドの経営権取得に賛成するならともかく反対したとしたら、それでも村上ファンドは阪神の経営権を取得できるのだろうかという疑問が湧く。村上さんは常々、敵対的買収はしないと言っている。阪神ファンに敵対した経営権の取得は、村上ファンドの今後の事業にも影響を及ぼしかねない。そういう意味で、阪神問題は阪神ファンの賛否の持つ意味が非常に大きい。
阪神タイガース上場提案は、今回の阪神買収問題から阪神ファンを分離させる手立てのようにも見える。

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阪神問題に思う−2:タイガース上場について |
2005年10月08日 |
タイガースの上場問題が議論を呼んでいる。果たしてタイガース上場が今回の阪神問題の本質だろうか。タイガースの上場に目を奪われてはいけない。本質は、阪神電鉄株の経営権がどうなるかである。タイガース問題は阪神のグループ経営の一環で考えるべき問題である。阪神グループの経営改善提案全体の中で議論すべきである。
確かに球団の上場自体だけを取り出してもいろいろな議論はできる。しかし、上場と言っても、一般に公開する株式比率はどれだけなのか、その他の株主は阪神電鉄だけなのか、村上ファンドも入るのかが重要であり、それらを抜きに上場の賛否を論じても本件の本質には迫れない。

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阪神問題に思う:5%ルールの問題点 |
2005年10月08日 |
現時点で村上ファンドが40%程度、実質的に株主総会の普通決議を通すだけの株式を所有している状況で、第三者割当増資や新株予約権の発行等で村上ファンドの持分を希薄化させ議決権の過半数を奪還することは極めて難しいと言わざるを得ない。
増資等の資金使途を明確に説明できなければ経営者の支配権維持とみなされるからである。ではなぜ、突然大株主が出現したのか。
通常、5%ルールというのがあり、発行済株式の5%を超えて取得した場合5日以内に大量保有報告書を提出しなければならない。したがって、いきなり大株主が出現することはまずない。しかし、証券会社・投資顧問業者等で支配権取得目的がなければ10%以下であれば概ね1〜3ヶ月以内に届け出ればいい特例がある。
村上ファンドはこの特例を利用し買い進み、阪神百貨店の統合、転換社債取得を組み合わせいきなり3割近い大株主になり4割にまでになった。当初の株式取得に明確な支配権取得目的がなくとも、最終的に支配権を取得するような状況になった場合は、果たしてそこまで買い付けた行為自体がフェアなのかどうか考えなおす必要がある。5%ルールの見直しは必須である。

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原さんの巨人監督に期待 |
2005年10月05日 |
今日、原さんが巨人の監督になることが発表された。原監督はハートのあるリーダーで、巨人ファンではないが好きな監督である。よい成績を残して、フロントを含め巨人のもつ問題点を解決し、プロ野球界自体の活性化に貢献されることを期待したい。

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若手の育成:巨人の元木選手の引退に思う |
2005年10月03日 |
10月3日、巨人の元木選手が33歳の若さで引退を表明した。元木選手は大阪・上宮高校時代の89年のドラフト会議でダイエーから指名を受けたが拒否して、翌年、巨人軍ドラフト1位指名で入団した。高校時代、甲子園でずば抜けた打撃センスを披露した。
当時、阪神など巨人以外に入団していればすぐにでも主軸打者に定着してもおかしくなかった。しかし巨人はオールスター並みの強力打線であり、入団後、レギュラーに定着することは殆どなかったように思う。巨人の選手であることに満足し、精一杯精進していたようには見えなかった。入団する球団によっては名選手になる素質を持っていた。巨人が出来上がったスーパースターを集めた集団であり、若手選手を育てる風土を持たなかったのが残念でならない。
企業も将来の経営幹部育成を怠ると潜在的な能力のある若者の将来をつぶしてしまうことになることを肝に銘じなければならない。

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「看板」と「実力」 |
2005年10月01日 |
「看板」を作るのは、「実力」のある人達が時間をかけてやっとできるものであろう。実力のない新参者が看板を作ることはできないし、実力があっても時間をかけないと看板は築けない。
しかし、一旦、「看板」ができると、その看板で仕事をしている人達が「実力」があるように世間からは見えてくる。ある一定以上の実力を維持できれば、実力のあった創業者達が作り上げた信用や顧客を維持できる。しかし、実力が伴わなければ「看板倒れ」となり徐々に信用や顧客を失うことになる。看板のみで判断するのは実力を見極める力を持たないからである。
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