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社会

送別会やゴルフ問題が事故の本質か:JR西日本脱線事故

2005年05月06日

最近、連日、送別会の開催、海外旅行、ゴルフなどが問題であるというような報道ばかりがなされ、、事故の本質からどんどん離れまったく食傷気味である。JR西日本は、近畿地方から中国地方まで広範囲にカバーし、社員が3万人以上もいる巨大企業である。その大勢の社員がみんな事故現場に駆けつけろというのか、自宅で謹慎していろというのか。この種の議論は、今回の事故の本質を曇らせるマスコミはこの種の問題を過度に取り上げるのは止めないといけないし、JR西日本の経営陣に対して、この種のすべての問題に対して遺憾であると言わせることが最重要なのか。それよりも、ATS-Pが未設置で自動減速しない同様のカーブがどこで、いつそれらを改善するかを一日も早く明確に公表する方に焦点を向けるべきである。

事故当日、送別会を開催したり、韓国に旅行に行った社員がいたと非難されているが、本当に本質的な問題なのだろうか。確かに、今となっては大事故が起こっているのに不謹慎という意見も理解できなくないが、その時点の個人の判断を非難することが問題の本質だろうか。JR西日本のような時間に厳格でなくてはならない企業は、各人の行動を各人の判断に任せるよりは、上からの命令にきっちりと従うようにしなければ統制はとれない。各人の判断を問題にしても、結局、そのような行動をとった個人が処罰されるだけで、今後の事故再発防止にはつながらない。それよりも、緊急時の連絡体制、事故処理体制の見直しの方が圧倒的に重要である。
また、直線部とカーブの制限速度が50km以上の部分が20箇所との発表があったが、今回の事故との直接の関係がよく分からない。それよりも「ATS-Pが設置されていなければ脱線の可能性がある箇所」明確化と改善計画の公表こそが早急になされるべきである。



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