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M&A

株主と経営者の責任:ニッポン放送問題

2005年04月03日

ニッポン放送問題で過半数の株式を所有したライブドアとニッポン放送、フジテレビの経営陣が対立している。確かに今回、時間外取引を経ていきなり大株主に躍り出たライブドアに対して、ニッポン放送、フジテレビ側が憤りを感じるのは十分に理解できる。35%超の株主になったときのライブドア側の姿勢も、ニッポン放送よりもフジテレビとの提携を前面に押し出して、ニッポン放送はフジテレビとの提携の道具でしかないような印象を与えまったく好ましくなかった。しかし、今やニッポン放送に関してはほぼライブドアが過半数の株主として6月の定時株主総会を迎えるのは、まずゆるぎない状況となっている。ここで、ニッポン放送の大株主としてのライブドアと現在のニッポン放送の経営陣は、それぞれニッポン放送という会社およびその従業員に対して責任をいかに果たすかということについて前向きの議論をするべきである

対立したまま6月の株主総会を迎えたときに、現在の経営陣が提出する取締役会の陣容の案とライブドアが提出する取締役会の案とがともに株主総会の議案となって提出されることになる。当然、現在の経営陣が提出する案は否決され、ライブドアが提出する案が可決されることになる。そうなれば、現経営陣の総退陣となり、ニッポン放送の経営の連続性が維持されなくなり、会社に大きな混乱が生じることになる。ライブドアとニッポン放送の経営陣は、ニッポン放送の会社自体のため、そこで働く従業員の皆さんのために、6月の株主総会以降の経営体制について早期に議論し、新体制について合意してほしいと思う。
私なら、ニッポン放送の取締役は3人か5人にし、代表取締役は亀淵さんに続投してもらい、現経営陣の人たちも執行役員として残留し、ライブドアとの新しい事業を考える部署をひとつ追加するだけにとどめるよう亀淵社長にお願いする。新たな体制が、ニッポン放送の従業員の人たちを幸せにし、会社の価値を高められるようなものになるよう期待したい



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