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M&A

取締役の人数:ニッポン放送問題

2005年04月07日

ニッポン放送の過半数の株式を所有したライブドアが、ニッポン放送の取締役定足数20名の過半数の11名を送り込むと報じられている。この報道をニッポン放送の社員の皆さんはどう受け止めるだろうか。3人や4人じゃなく11人もの取締役が送られてくる。ニッポン放送の社員の皆さんがライブドアにいい感情をもっていない現状で、ライブドアがこの報道を流したとしたらまったく理解できない。ニッポン放送の社員の皆さんはすごいプレッシャーを感じているだろう。

ニッポン放送の定款に取締役会の定足数がどのように記載されているか知らないが、一般には20人を選任するというより、20人以下とすると記載されているのが普通である。であるならば、今回の株主総会で全取締役が退任するという状況で、現在の20人の枠すべてが埋まる前提での過半数の11人を送る必要はない。取締役の数を3人とか5人とかにするということと、その中でライブドア側から2人とか3人とかを送るというのが一番ニッポン放送の社員の皆さんに受け入れやすいのではないか。勿論、今どのような交渉がなされているか、ニッポン放送の定款がどうなっているかを知らないので、勘違いしている可能性がないこともないが、いずれにせよ、ニッポン放送の社員の皆さんを不安にするのはよくないし、過半数を占める株主として配慮不足だと思う。
ニッポン放送の経営陣は、一日も早く、フジの顔色を見るのではなくニッポン放送の従業員、株主のために、ニッポン放送の価値を高めるための対策を考えるべきだし、ライブドアはニッポン放送の社員の皆さんの不安を取り除くために全力を尽くすべきだ。そもそも、今回、1000億円にものぼるフジテレビ株の貸し株など、フジ側が法律すれすれの策を打ち出しても、世論がひどいと思わないのは、ライブドアのニッポン放送の社員への配慮不足によって社員を味方にしていないことが元凶のひとつであるということを自覚すべだろう。



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