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M&A

ソフトバンク・インベストメントとのファンドへの貸し株は認められるべきか

2005年03月26日

3月24日に、フジテレビの防衛策として、ソフトバンク・インベストメントとフジテレビ、ニッポン放送との200億円のベンチャーファンド設立とニッポン放送が所有する13.88%のフジテレビ株の貸与が報じられた。200億円のファンドで、その中の20億円しか出資しないニッポン放送がなぜ1000億円相当のフジテレビ株を貸与しないといけないのか。表面上はともかく、フジテレビの防衛策に他名ならないのは、誰の目にも明白である。

果たして、総資産の半分に相当するような重要資産であるフジテレビ株を経営陣の独断で株主の意向を聞かずして貸与し、議決権をも与えてていいのだろうか。私は、これは許されるべきではないと考える。なぜなら、これが許されれば、敵対的買収がかけられたときに、その重要な資産を使用できなくすることにより、経営者自身が買収者の善悪を判断できてしまい、敵対的買収に対する防衛策の議論を無意味にしてしまうからである。一般に、感覚的に無理があることは、法的にも否定されるものと信ずる。



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